第79回未来構想フォーラムのご案内
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本年4月に特定健診・保健制度が始まりました。日本の医療政策史上、治療
から予防への大転換であるにも関わらず、多くの事業者は制度を追いかける
に追われ、その本質が見失われていることは寒心に堪えません。
ITの発達に伴い,米国では1990年代後半からDisease Managementが本格化し,
大腸がん,禁煙率の低下等の効果を見るようになりました。また,西洋近代医療
ばかりではなく、代替・相補・伝統医療などを含めた予防医学の科学的な研究
や開発が促進されるようになりました。
従来の保健指導の枠にとらわれず、これらの進んだ技術を取り入れまた進化
させれば、病気を治すではなく病気にならないと言う輝かしき時代を迎える
ことができます。
制度もできました、技術も確立されつつあります。この時にこそ制度のみに
汲々とした画一的なサービスを目指すのではなく、疾病予防の夜明けとなる
新たなサービスを生み出そうではありませんか。
そこで今回、疾病予防が効果を挙げるにはどのように考え、何を実践すれば
よいのか、この分野のフロント・ランナーである方々をお迎えし、フォーラ
ムを開催いたします。先生方は、疾病予防に関わる試みを様々なお立場から
実践されてきた方々です。このため、それぞれの先生方の試みをお話しいた
だくとともに、その後のパネルディスカッションでもご意見をいただくこと
としております。
21世紀医療の重要な分野であり、産業分野としても期待される分野であるば
かりでなく、疾病予防は非常に重要な自分たち自身の問題でもあります。豊
な生活はお金が保障するのではなく、健康なのかもしれません。この機会に
、諸先生とともに、この問題を語りあおうではありませんか?
時:平成20年11月24日(月・祝日)PM 6:10-9時
所:東京都南部労政会館 第5/6会議室
(JR大崎駅南口下車徒歩2分)品川区大崎1-11-1,ゲートシティ大崎,
ウエストタワー2階, (当日連絡先:080-3271-6164)
開会の辞:PM:6:10-15 大脇 準一郎
基調講演:PM:6:15-7:00, 7:00-7:20
「世界の疾病予防法と未来」 廣瀬 輝夫 氏
世界人口63億の中、約半数、特に幼少者は近代医療のワクチン、
抗生物質による感染症の予防や治療が受けられず、三大伝染病の結核、
マラリア、HIV感染の死病率が高く、その対策が必要である。又、生活
週間病である肥満症、糖尿病、高血圧の頻度も最近10年間に新興国、
更に発展途上国でさえ急増し、全世界の人口の4分の一は羅患している。
先進国による飲料水、安全食及びワクチン、抗生物資のほか近代医療の
補給は急務である。⇒
「日本社会:疾病予防の意義」岡本茂雄 氏
講 演: PM:7:20-7:40, 7:40-8:00,8:00-8:20
「職場における健康管理」 浜口 伝博 氏
「疾病予防 とIT技術」 米澤 麻子 氏
「疾病予防ってむずかしいの!
─歩くことへの楽しみ方─」宮崎 京 氏
パネル・ディスカッション:8:30-8:55
「四つの要素から見た新たな疾病予防」
ファシリテイター:岡本 茂雄 氏
閉会の辞:PM:8:55-9:00 世話人代表 江島 優
* 懇親会:PM:9:20-10:20 “ 北海道 ”(当ビル1F)
参加費:3千円 Tel:03-5437-5761
心臓外科医として近代医療の頂点を極めるだけではなく、 アフリカ、南米、アジア等、世界を現地調査をしながら統合医療の道を開拓 されている先生です。この視点から、幅広く疾病とはそもそも何なのか、予 防とは何をなすべきかを語っていただきます。
1926年生れ。東大,千葉大卒,中山外科で癌研究。NY医大,臨床外科教授。世界初,無血人工心肺,冠動脈バイパス手術を開発。医学・医療ジャーナリスト。医学・医療,医療制度,生命倫理など幅広い分野に渡る。 現在:日本医療経営学会 理事長
廣瀬 輝夫 氏 「崩壊寸前の医療・介護を救う」「二十一世紀の日本の医療を問う」 米国の医療保険会社との事業開発を皮切りに、疾病 予防に関する数々の開発を手がけてこられた。著書にも日経新聞より「生活習慣病予防のための疾病予防支援サービス」や、今回は廣瀬氏、米澤氏、宮崎氏などを執筆者とした「わかる!できる!特定保健指導」の編集ならびに執筆もされた。
1958年生れ,東大医学部成人保健学科卒,クラレ,三菱総合研究所明治生命,医療・介護分野の研究開発。介護ショップ,ケアプラン策定システム,疾病予防の事業会社設立
現在:セントケアー・ホールディング ㈱・担当部長岡本 茂雄 氏 「生活習慣病対策のための疾病予防支援サービス」「介護ビジネス勝ち組の秘訣」 日本における疾病予防や健康管理の最前線である産業衛生
分野に おいて、東芝やIBMなどで長く産業医として活躍
されてきた。
現在は、その経験と在宅での血液検査を簡便に可能とした
健診機材により,新たな疾病予防ビジネスを開拓されている。
現在: 医学博士,(株)リージャー・産業医
日本産業精神保健学会・理事浜口 伝博 氏 「産業医・産業保健スタッフのための特定健診・特定保健指導のQ&A」 NTTデータ経営研究所にて、わが国の最先端技術を持ったグルー プのシンクタンクの研究員として、疾病予防分野のビジネスモデル開発や分析に優れる。また、前職では保険会社において財源の仕組みも含めた疾病予防ビジネスを手がける。
大手保険会社を経て現職。健康保険組合・企業向け健康管理支援等の「健康経営」担当。医療・介護情報システムにも携わる。専門はヘルスケアビジネス,ヘルスプロモーション,社会保障。
現在:NTTデータ経営研究所マネジメントイノベーシ ョンセンター・シニアコンサルタント米澤 麻子 氏 BSフジにおいて「ウォーキング・プラス」と言う、歩くこと、ウォーキングすることを日常化し、さらに散歩ではなく「ウォーキング」を楽しみとして行うことを実践し紹介している女優。この11月にも○○にて主演するが舞台ばかりでなく、さらに「わかる!できる!特定保健指導」でも執筆されており、生活者としての分析的視点を持った今後が期待される女優。
ファッションモデル、2003年ミス・ユニバース入賞、同年,最もセクシーな女性として選ばれる。 ブロッグ宮崎 京 氏
共 催: 未来構想戦略フォーラム・市民国連
協 賛; 日本統合医療学会・JMS
〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1-28-3-209
Tel & Fax:0422-26-9155 E-mail:e- mirai@estate.ocn.ne.jp
予告:12月23日(火・祝)AM:10-PM:4「国連と呼応して市民は何が出来るか 」
主催:地球市民機構(市民国連)所:早稲田大学14号館(準備中)
協賛:NPO;未来構想戦略フォーラム,山元学校,ローハス倶楽部
CNC/日本の感性21,日本ビジネスインテリジェンス協会, ほか
『わかる!できる!特定保健指導』
岡本 茂雄 編著 廣瀬 輝夫 (他)著 シード・プランニング 版
2,730円(税込) 2008年08月 発行
******11.24 第79回 未来構想 参加申込書 ****
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