「移民国家宣言」 少子化と移民政策

展望!移民国家日本 移民国家日本の提言
 
1945年生まれ。
慶応大学法学研究科修士課程修了。
70年に法務省入省。東京入国管理局長を最後に05年に退職し、外国人政策研究所を設立。
法務省在職時から、在日韓国・朝鮮人の法的地位問題など一貫して在日外国人問題、外国人政策と取り組み、そのキャリアは35年以上に及ぶ。

坂中 英徳  一般社団法人 移民政策研究所 所長

「日本型移民国家試案」要旨  全文はこちら

  2014年2月11日 一般社団法人移民政策研究所所長 坂中英徳

1 総論
(1) 人口崩壊と移民政策
われわれは、座して死を待つ態度はとらない。人口秩序の瓦解に起因する国家危
機を救うため万能薬の移民政策に国運をかける。

(2) 人口崩壊の迫る日本は成長戦略を立てられるか
政府が「移民開国宣言」を行えば、日本の移民政策を待望する国際社会は究極の
日本開国と評価し、世界の投資家はなだれを打って日本買いに転じるだろう。日
本経済は力強さを取り戻し、世界経済の発展に寄与できるだろう。

(3) 持続可能な社会と経済に移民は不可欠
社会保障制度を守り、財政を立て直すには、社会保障と税の一体改革を断行する
とともに、所得税・消費税・社会保障費の負担者として「1千万人の移民」の助
けを求めるしかない。消費税の大幅な引き上げと抜本的な社会保障制度改革を実
施し、同時に20代・30代が中心の移民1000万人の社会保障制度への加入
があれば、なんとか財政危機を回避できるだろう。

(4) 国民の分断の悲劇を免れる唯一の道は移民政策
最小限の社会保障制度を後世の人々に残すことを可能にする移民政策の必要性に
ついて世代を超えての国民合意を取り付けるのは政治家の責任だ。「国民統合」
を死守するのは日本政治に課せられた最大の責務である。

(5) 移民政策はすぐれて外交政策・安全保障政策
移民は日本と母国の橋渡し役となり、日本と出身国との友好関係の発展
に貢献する。移民は長期間にわたって本国の家族に送金するのが一般的であるの
で、移民送り出し国の経済に資するところも大きい。日本人にとっては、移民と
の草の根の交流が広がり、移民の出身国に親近感を抱く日本人も増える。その結
果、わが国の安全保障環境が一段とよくなる。

(6) 移民が加わればパワフルな国民になる
地球時代に入り、世界を大局的に見ることに欠けるところがある純種系民族の弱
みが各方面に出てきたのだ。多様な民族からなる社会のほうが単一の民族からな
る社会よりも危機の時代を生き抜く能力でまさっているのでないか。移民が加わっ
て多様性に富む国民になれば、現在の日本のように移民比率が1・6%の均質性
の高い国民よりも、国際競争力で強みを増し、世界における存在感が高まる。


2 高度人材が日本に来るという幻想は捨てるべきだ
もともと専門知識や高度技術を有する外国人は米国、英国等の英語圏の国を目指
し、漢字圏の日本にはこないと割り切り、日本は日本独自の人材育成型移民政策
で勝負すべきだ。日本の大学等で普通の外国人に日本語や先端技術をきちんと教
え、職業支援も積極的に行って、時間をかけて有能な人材に育てるのである。こ
れを国家的事業と位置づけ、すべての教育機関の教職員を動員して外国人教育に
当たり、粒ぞろいの人材を社会に送り出す。

3 日本の移民政策は公平を鉄則とする
国民の圧倒的多数の支持のもとで国家戦略の一環として移民政策を展開するため、
日本の移民政策は公平を旨とすることを「移民法」(新法)に規定する。計画の策
定に当たっては、世界的な視点と公平の立場から、特定の国・地域の出身者に集
中しないよう留意するとともに、国民の好感度や信頼度の高い移民の出身国に配
慮し、年間の国籍別移民受け入れ枠(一国の上限は2万人)を決定する。


4 若者は人類未踏の多民族共同体の創造に挑む
小中学校に通う移民の子供が増えるので、移民と机を並べて勉強する小中学生向
けの多民族共生教育が重要になる。多民族共生教育を実施する前提として、子供
の個性の芽を摘んで「均質な日本人」をつくる教育から、個性の芽を伸ばして
「多彩な日本人」をつくる教育へと、初等中等教育のあり方を根本的に改めなけ
ればならない。

家庭においても、地球上には多様な民族が存在すること、すべての民族の存在意
義を認めること、そして地球文明においてかけがえのない存在の日本人であるこ
とに誇りを持つことについて、親と子で語り合ってほしい。暗雲が垂れ込める人
口崩壊時代の不安を吹き飛ばす国家ビジョン。多民族共生国家の創建だ。日本の
未来を担う世代が移民と手を携えて人類未踏の「多民族共同体」の創造に挑むの
である。人口体系が崩れてゆく時代に遭遇する若い世代にとって移民は新国家建
設の同士である。移民と力を合わせて人口崩壊の危機を乗り越えてほしい。


5 日本型移民政策の展開
(1) 高度人材の受け入れ推進
入管法上の思い切った優遇策、外国人学校の整備や世界に開かれた医療制度の
確立、企業の待遇面における改善措置などの策も併せて講じる必要がある。

(2) 日本型移民国家の建設に大学革命が不可欠
日本型移民政策の成否は、世界の青少年を職業高等専門学校・大学・大学院など
の高等教育機関に引き寄せ、すぐれた人材に育て上げられるかどうかにかかって
いる。日本の移民政策を成功させるため、大学関係者には、少子化時代の大学の
生き残りをかけて「大学革命」を断行してもらいたい。

第1は、東京大学の秋入学に端を発する大学開国、留学生30万人体制を確立
世界各国の学生を公平に入れる。中国人留学生の60%を向こう10年間で中国
人留学生の割合を10%の水準に引き下げる。

第2に、日本人が大学教授のポストを独占している鎖国的大学教授体制を改める。
日本の大学教育および留学生教育のレベルアップを図るため、外国人教員を受け
入れ、
10年計画で外国籍の教授が全教授の10%を占める陣容へ移行する。

第3に、農業高校、工業高校、職業高等専門学校などで専門知識や技術を身につ
けた留学生については、農林水産業、介護産業、製造業などの職場を紹介する。
大学、大学院を卒業した留学生については、日本人の学生と対等の立場で就職
戦線に参加できるように、政府は外国人の就職環境の改善を図る。

(3) 介護・農業・漁業・建設・製造業移民受け入れを

(4) ジャパン・カルチャー・センターの設置
海外の主要都市に「ジヤパン・カルチャー・センター」を設置する。センターは
日本への入国を目指す外国人の日本語能力を高めるとともに、日本に移民するた
めの手続きなどの情報を提供する。移民志望の外国人に対し、1年間の研修期間
中に日本語を徹底的に教育し、入国後大学等で教育を受けるのに支障がないレベ
ルの日本語を身に付けてもらう。同時に、それを可能にする革命的な日本語教育
法の開発を推進する。

(5) 移民銀行の創設
この銀行は、日本に身寄りのない移民が生活基盤を整え、学校で勉強し、起業す
るための資金を無担保・無利子で貸し付けることを主たる業務とする。移民銀行
は、政府と機関投資家が出資する1兆円の資本金で発足する。顧客は最大100
0万人に及ぶ移民とその家族。貸付額は一人当たり300万円が上限。入国後5
年間はその返済を猶予する。

6 移民法制の整備
(1) 移民法の制定
国民の好感度の高い移民、日本と良好な外交関係にある国からの移民を重点的に
受け入れることを定める。また、世界から多彩な民族を受け入れて世界各国との
友好関係を樹立し、世界平和に貢献することを規定する。さらに、日本に住むす
べての民族がうちとけて一つの国民になる「多民族共同体」の実現を究極の国家
目標に掲げる。

移民受け入れ基本計画の策定の根拠規定を設ける。

① 内閣総理大臣を議長とする移民基本政策会議を内閣に置き、移民の受け入れ
規模、移民を供給する産業分野及び地方自治体、国籍別移民受け入れ枠など
移民政策の基本方針について審議すること。同会議がまとめた移民受け入れ
基本計画案は国会の承認を要すること。

② 法務省入国管理局は、国会で承認された移民受け入れ基本計画に基づき、移
民の入国・在留・永住の許可に関する事務を所掌すること。

③ 内閣に移民政策担当の閣僚を置くこと。移民基本政策会議の事務局として移
民政策庁を設置し、同会議における移民受け入れ計画案の企画・立案を補佐
すること。

(2) 入管法その他関係法令の改正
専門的技術者の在留資格を大幅に拡大する。永住許可要件を緩和。国籍法の運用
方針を抜本的に見直す。二重国籍を認める、国籍の付与において出生地主義を一
部取り入れる。移民の子孫が日本国民として永続的に居住できるよう、永住者
(移民)の子については出生の時に日本国籍を取得できる道を開くものである。


7 東京オリンピックと移民開国
平成の開国の本命は「移民」というのが世界の常識である。国際社会は、日本が
移民の門戸を開かない限り、真に国を開いたことにはならないと冷静に見ている。

平成の開国劇においてTPPへの参加は序幕にすぎない。内閣の「移民開国宣言」
で終幕を迎える。幸運にもそのチャンスにめぐり合うことになった。2020年
の東京五輪の開催である。移民政策の国民合意を取りつけるのに東京オリンピッ
クを最大限利用しない手はないと考える。オリンピックの開催をきっかけに、東
京は、ニューヨ―ク、ロンドン、パリと並ぶ、「世界都市」に立候補してはどう
か。東京が世界都市と呼ばれるようになるためには、世界の若者が東京に住みた
いと憧れる都市に変身することが不可欠である。

都民の「10人に1人が外国人」の、多彩な民族が活躍する東京を目指してはど
うか。東京が「外国人に夢を与える日本」の象徴になるのである。これをもって
移民国家日本の嚆矢とし、日本社会全体が移民をひきつける国に生まれ変わるの
だ。われわれは、入管法上の優遇措置を柱とする「東京移民特区構想」を提案す
る。その概要は次のとおりである。

(1) 「投資・経営」、「法律・会計業務」、「人文知識・国際業務」、「医療」、「技術」、
「技能」、「建設技術」(新設)、「製造技術」(新設)、「伝統工芸技能」(新設)、「教授」
及び「芸術」の在留資格を有する外国人に対し入国後3年で「永住」を許可する。

(2) 留学生に対する就職支援を積極的に行い、就職が決まった外国人に対し入
国後5年で「永住」を許可する。2020年の東京五輪は、世界の人材が勢ぞろ
いした「移民に開かれた東京」を世界にアピールする最高の舞台になる。オリン
ピック見物で東京を訪れた世界各国の人々の中から日本への移民を希望する人材
をスカウトする絶好の機会にもなる。政府には、「移民を歓迎する国」へと、世
界の日本イメージを一新してもらいたい。日本の移民開国は、世界中の人々が歓
呼の声をあげて歓迎し、東京オリンピックに花を添えるものになろう。


8 移民国家の創建を
移民国家日本は人類愛で世界の頂点を目指すクールジャパンは世界の評価が
高い。人口が今の3分の2になる50年後の日本はどうなっているのだろうか。

われわれは、50年間で1000万人の移民を受け入れる移民国家の創建を国民
に呼びかけている。しかし、わが国が大規模な移民受け入れの偉業を成し遂げた
としても、総人口は3000万人も減る。50年後の日本は、世界有数の経済大
国の地位は望むべくもない。われわれは「移民大国」と呼ばれる国にふさわしい
国家理念を打ち立てるべきだと考える。移民国家日本は、人類愛で世界の頂点を
目指してはどうか。世界に先駆け、日本人と移民が協力し、人類の理想郷の多民
族共同体を創るのである。

世界にもまれな和の心と寛容の心も健在である。もてなしの心があり、すべての
民族を等しく遇する日本人なら、世界の諸民族が平和共存する社会を創造できる
だろう。



坂中氏の移民国家宣言


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「週刊新潮」で移民政策のエッセンスを語った

メディア 坂中ブログ

2月20日発行の「週刊新潮」(2月27日号)に「安倍総理が言及『移民受け入れ』に甲論乙駁」の
表題の記事が載っている。同誌の立場は、移民の受け入れについて、「侃々諤々とやり合うべき
ときだろう」である。

私は週刊新潮のインタビュ―に応じ、2月13日の安倍総理の国会答弁について、「移民問題は
タブ―視されてきた。画期的な答弁です」と評価したうえで、次のように述べた。

〈日本はこれから50年間で人口が約4000万人減ります。地域社会が崩壊し、農業や介護の担い
手がいなくなる。すでに建設業や製造業でも人手不足が顕著になっています。〉

〈欧米でも、日本が直面する最大の問題は人口崩壊と指摘されています。米国のウォ―ル街でも、
移民受け入れなら日本は買い、拒否なら売りです。人口がどんどん減って、生産や消費が落ち込ん
でいく国に、誰が投資をするでしょうか。〉

〈私が提唱するのは、「50年間で1000万人の移民受け入れです。学校で日本語や職業技術を
教えてから、移民を定着させれば、日本が抱える諸問題はすぐに解決します。〉

2014年2月20日

「週刊東洋経済」(2月22日)で「移民政策」を語った

メディア 坂中ブログ

今週の「週刊東洋経済」が「人口減少の真実」のタイトルの特集を組んでいる。特集の第4部で
「移民政策」を取り上げている。見出しは「アベノミクスでも急浮上!『外国人活用』を検証する」
「これが『移民後進国』日本の現状だ」である。その中で「坂中構想」を語った。

〈坂中氏の主張は明快だ。今後50年をかけて、永住目的の移民を諸外国並みの人口比10%と
なる約1000万人まで受け入れる(現在の在留外国人は約200万人〉。

〈この数字には政府が現在、人数無制限で門戸を全面開放する高度人材(専門的、技術的職種の
人材)はほとんど含めていない。「彼らは日本より英語圏での活躍を望んでいる。現に高度人材の
日本在留はまったく増えていない」(坂中氏)からだ。代わりに、空きの目立つ大学などの教育機関を
活用し、国家的事業として普通の若い外国人に日本語や専門技能を徹底的に教育する。そして
移民を求める農林水産業や介護、建設、製造業などへの就職支援を行い、日本人との同一労働・
同一待遇や職業選択の自由を保障する。〉

〈今後50年間で日本は4000万人程度の人口減少が予想される。1000万人の移民受け入れでは
人口維持には足りない。しかし、「毎年20万人ずつ移民が増えれば、消費市場や生産・投資は活気
づき、支えての増加で財政・社会保障も安定化する」と坂中氏は予測する。〉

〈さらには、「移民同士や移民と日本人の結婚が増え、2世が続々と生まれて少子化に歯止めがかか
る。先進国で出生率が2を超えた米国、英国、フランスでは移民の高出生率が平均を引き上げている」
(同)。   2014年2月18日

人口崩壊の危機の日本を救った偉大な宰相

坂中ブログ

2月13日の衆議院予算委員会において安倍晋三首相は民主党の古川元久委員の「移民の受け
入れ」に関する質問に対し、「国民的な議論を踏まえて多角的に検討する」旨の答弁を行った。従来
の移民政策に消極的な政府の姿勢を百八十度転換した画期的な決意表明である。これをロイター
通信が世界に発信した。

安倍首相の歴史的な国会答弁の背景に、安倍政権の最大の使命であるアベノミクスを成功に導く
ためには「移民政策」が欠かせないとの判断があったものと推察する。生産労働人口と消費者人口
が激減する状況下において移民政策抜きでは日本経済の成長戦略が立てられないからだ。生産
人口と消費人口の増加に直結する「移民」の助けを借りるしかないという認識が政府部内に定着し
たのだろう。

世界の機関投資家はアベノミクスの成長戦略との関連で、「移民鎖国を続ける日本は売り。移民開
国に転換する日本は買い」とずばり日本経済の急所を衝いている。海外の投資家は今回の安倍発
言を歓迎し、日本買いに向かうだろう。

ロイターが安倍総理の「移民政策に関する前向き発言」を世界に報道したから、日本の移民開国を
待ち望んでいる世界の人びとが抱く安倍首相のイメ―ジは一変するだろう。移民を歓迎する「世界に
大きく開かれた日本」を創る指導者という新しい安倍晋三像が確立されるであろう。

安倍晋三首相は「人口崩壊の危機の日本を救った偉大な宰相」として日本の歴史に刻まれるにち
がいない。


要性を指摘。人口減少が進んだ場合、労働力人口や消費者が減ることになり、成長力にも悪影響が
出ることを指摘。アジア・太平洋地域の成長する市場を取り込むことの重要性を指摘。〉

2014年2月14日

日本は欧州諸国の上をゆく移民国家を築ける

坂中ブログ

2011年11月、英エコノミスト誌(2010年11月20日号)は日本特集「未知の領域に踏み込む日本」
を組んだ。その記事は、「日本は歴史上存在したどの国よりも速いぺースで高齢化しており、経済と
社会に多大な影響を与えている。では、なぜ日本は適応するための手をほとんど打っていないのか
!」のショッキングな書き出しで始まる。

結びにおいて「鳴り響くサイレン」の見出しで、「本誌は今回の特集記事で、日本は真っ向からこの
問題に立ち向かうべきだと主張する。日本には、人口高齢化に対処する壮大なプランが必要だ」と
書いた。

海外のメディアからそこまで言われているのに、いつまで日本は無為無策を続けるつもりなのか。
今こそ、われわれ日本人は発奮し、2020年の東京オリンピックまでに「壮大なプラン」を打ち立て、
日本に続いて人口高齢化社会が訪れる世界各国を牽引する国になろうではないか。

もはや日本人だけでは経済と社会を運営できない危険水域に入ったことを直視すべきだ。平成の
日本人が人口危機の問題を挙手傍観する姿勢をとり続ければ、人口体系の瓦解によって地球上
から日本人の消えてゆく未来が待っている。それは未来の国民を死に追いやる「集団自殺行為」だ
と言わなければならない。

英エコノミスト誌がいう「壮大なプラン」は「大規模な移民の受け入れ」以外の何物でもない。寛大な
心がある日本国民にお願いがある。地球文明においてなくてはならない存在の日本民族が永遠に
存続するためにも、移民を温かく迎えてほしい。

私が提唱する移民1千万人構想は、50年の時間をかけて、現在のイギリス、フランス、ドイツ並みの
「10人に1人が移民」の国へ移行するものである。日本文明の底力と日本社会の成熟度の高さから
すれば、それは十分達成できる。いや、それ以上のものが期待できる。外国人をもてなす繊細な心が
あり、多神教の日本人なら、努力すれば、欧州諸国の上を行く移民国家を築けるであろう。

2014年2月14日