特定保健指導の未来(部分要旨・メモ)
2008.11.24、
18:10-21:00 於東京都南部労政会館

開会の辞 大脇代表
 
広瀬先生との出会いは、ニューヨーク。20年余になる。日本の医療事情を8回、未来構想
フォーラムで講演して下さった。世界的、総合的、大局的視野から判りやすく、医療情報
を説明し、日本の医療の問題点、未来像を示してくださってきた。アマゾンの奥地、アフリ
カ全土、モンゴル、ロシア、バルト3国など世界の隅々まで巡回されている。今日も、その
現地調査の体験を踏まえて具体的な提言をお聞きでることを期待している。


基調講演「世界の疾病予防法と未来」 廣瀬 輝夫 博士
今、中国は、生活習慣病が先進国と同じに増えている。中国は、2割だけが良い生活をしているが、
8割は良くない。アラブもメタボリック・シンドロームが問題になっている。

疾病予防について、日本では厚労省が力を入れてきたが、中途半端である。特定診療、一般の人は
仕事に追われほとんど来ない。開業医もしっかりやっていない。世界の疾病はどうなっているのか。
鍼、灸が進んでいる。服の上で鍼をやっている国もある。マラリアにラリウムは高価で使えない。
結核、インフルエンザ予防は水の問題。日本はNPO、NGOを支援し、医療所をつくってやる。それが
大事。きれいな水を供給してあげる。生活習慣病、保健指導。世界は、保健がない。やりようがない。

アメリカではカイロプラクティック、経費安いからどんどん進める。開業医よりよほど良い。40%は
西洋医療がきかない。60%ハーブを飲んでいる。例えば、南アフリカは30%エイズにかかっている。
大半が死んでしまう。子供かかりやすい。ハーブはほとんどの国で流行している。ホルモベラシー
治療をしている。薬をどんどん薄めて、量を少なくして、免疫をさせて治る。カイロプラクティック
は73万人いる。自然治療が増えている。ハーレマンはじめホルポスティー、ロシアは流行している。

新興医療がある。中国医療、気功が流行しているが、他の国では流行していない。アーマルウェーダー、
瞑想は体を正常にする。世界各国の医療費。192カ国、2000ドル以上使っているのは22カ国しかない。
100〜2000ドルの間。大した医療費ではない。実際のことを見ると、我われは恵まれている。米国は、
ホメオパシー、1800人、カイロプラクター5万人。マッサージ、全部、国家試験医者が足りないので補助。
アメリカの医師は売り上げは多いがひどいもの。ドイツ、うつ病が多い。オトギリソウが良い。精神病に
医師は使用している。エジプト、エチオピアよりドイツに来る。朝鮮人参は売れている。鎮静剤売れて
いる。自然なものどんどん増えている。それがアメリカの状態。問題は西洋医学。一緒にすると副作用が
ある場合がある。血液薄く、出血する。アルツファイマーに良い割りと効く。ところが出血する。いろ
いろな問題が起こっている。副作用、砒素、毒物が入っている。3000人死んでいる。言わなくてはいけ
ないが、あまり言わない。(文責:溝垣メモ)

*ただいまビデオ編集中、近日中に廣瀬先生のご講演は
  ブロードバンド「未来構想放送」で視聴できます。