平成19年12月15日提出 提出者:滝 実
政府は、内閣府の計量経済モデルについて、誤差が大きくて政策決定には使えないと
いった意味の発言を繰り返して行っている。しかし、詳細に調べてみると、単に誤差が
大きいだけではなく、政治的に大きく歪められているという実態が浮かんでくる。このことに
ついて質問する。
一 毎年一月に発表される『改革と展望』や『進路と戦略』では、景気は回復に向かっている
と言い、デフレ脱却は近いと書いてある。GDPデフレーターについてまとめてグラフにしたのが、
図一である。各グラフの近くに書かれた数字は発表年である。二〇〇二年から二〇〇七年まで
六年分のデータをここに示した。どのグラフも急激なGDPデフレーターの改善を予測し、景気の
回復を印象づけたものと思われる。しかし、実際のデフレーターは二〇〇一年度がマイナス一.
二%で二〇〇六年度がマイナス〇.七%だから五年間で〇.五%しか改善していない。平均を
取れば年率の改善率は僅か〇.一%である。もしも内閣府の発表が、政治的に一切歪められて
いなければ、年率の改善率は実際の値である〇.一%の前後でばらつくはずである。実際に発表
された、年率の改善率(三年間に限る、例えば二〇〇二年に発表されたものだと、二〇〇四年の
予測値から二〇〇一年の値を引き三で割っている。)は、二〇〇二年のものが〇.七七%、二〇
〇三年が〇.五七%、二〇〇四年が〇.六七%、二〇〇五年が〇.八〇%、二〇〇六年が〇.
七三%、二〇〇七年が〇.五%となっている。つまり実際の改善率の、実に五〜八倍もの速度で
デフレ脱却が進んでいるという現実とは遠くかけはなれた発表している。これではまるで「計量経済
モデル予測に偽装が行われている、大本営発表だ。」と言われてもおかしくないのではないか。
「予測しがたい要素が多いから」と釈明するのだろうが、しかしそのような要素はプラスにもマイナス
にも働くわけで、六年連続で五〜八倍にもなるということはあり得ないがどう考えているのか。
(数字はうそをつかない)
下記のグラフは、財務省資料から引用しました、数値は対GDP(国内総生産)比%を、主要経済指数表
国内総生産各平成15.16.17年度
×%(債務残高)=で債務残高金額を赤い文字(786兆)(823兆)(865兆)円で表示してみました。
他の国と比較して考えられない上昇... これが私たちの住む日本、国の借金の推移です。普通の人が
普通に生活をしながら、時にはこんなサイトで手を止め見るのも良いですね。
2005年のGDP数値%の7ヶ国の平均数値は約60.4%ちなみに日本は170%です、あなたはどう思われますか。?
「日本の国だけなぜこんなに借金が増えるの」「特別な事情でもあるの」「どなたか教えて」。
「財務省HP」「日本の財政を考える」もご覧ください。 「財務省HP」国民負担率の国際比較
忘れられた日本
世界における日本の存在感について一橋大大学院国際企業戦略研究科の竹内弘高研究科長を中心に議論する。
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広がる認識格差(2008/02/26)
(たけうち・ひろたか) 69年(昭44年)国際基督教大教養卒、77年米カリフォルニア大
バークレイ校で経営学博士号取得。98年から一橋大大学院国際企業戦略研究科長
◇竹内弘高(一橋大大学院国際企業戦略研究科長)
世界における日本の存在感について、日本の認識と海外の認識の違いは大きいです。
最近出席した二つの国際会議でそれを痛感しました。
最初は、1月下旬にスイスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)です。
米インターネット検索大手であるグーグルの共同創業者セルゲイ・ブリン氏やパソコン大手
デル会長兼最高経営責任者(CEO)のマイケル・デル氏など30−40代の企業経営者が
出席していました。自らベンチャー企業を設立し、現在はグローバル企業を経営している人たちです。
一方、その場に30−40代にグローバルに事業を取り仕切っている日本人はいませんでした。
日本から出席した約50人の経営者の多くは50代から70代です。年を取っていることが悪いのでは
ありません。自分自身もその一人です。ただし、国の勢いはその国を代表する若い人材の数で
推し量れます。若さはパワーを意味します。
救いだったのは、ビジネスの外の世界で活躍する2人の若い日本人がいたことです。1人は
新型万能細胞であるiPS細胞を作製した京都大学の山中伸弥教授。もう1人はバイオリニスト
の諏訪内晶子さん。両氏ともダボスを魅了しました。
二つ目は2月初めにタイのバンコクで開催された「ナレッジマネジメント(知識経営)会議」です。
タイから約300人の聴衆が会場に集まりました。20代から60代で、様々な分野で活動しています。
軍関係者もいたようです。彼らの関心は、日本で誕生したナレッジマネジメントをどうやってタイに
応用するかです。
会議で印象的だったのは、プレゼンテーションをしたマレーシアの起業家などが全て英語で話
したことです。約300人の聴衆で通訳のイヤホンを付けている人が皆無だったのにも驚きました。
ダボス会議で日本に関する唯一のセッションが日本語で行われたのとは対照的です。ちなみに
このセッションの題名は"Japan: A Forgotten Power?(日本は忘れられたパワーなのか)"でした。
私は日本と世界のギャップが広がっていると感じています。さらに心配なことに、日本とアジアの
ギャップも広がっています。このギャップを埋めるために我々は何をするべきだと思いますか
。皆さんの積極的なご意見をお待ちしています。
http://netplus.nikkei.co.jp/forum/hitotsubashi/t_242/e_987.php
朝まで生テレビ 1 激論!日本経済
:2008/03/01(土) 01:10:55.13
パネリスト:
片山 さつき(自民党・衆議院議員、党行政改革推進本部幹事) 中川 雅治(自民党・参議院議員、
党環境部会長) 古川 元久(民主党・衆議院議員、党年金調査会長)
大塚 耕平(民主党・参議院議員、参党政審会長代理)
辻元 清美(社民党・衆議院議員、党女性・青年委員長) 荻原 博子(経済ジャーナリスト)
堀 紘一(ドリームインキュベータ会長) 本間 正明(近畿大学世界経済研究所、教授)
町田 徹(経済ジャーナリスト) 水野 和夫(三菱UFJ証券経済調査部チーフエコノミスト)
森永 卓郎(独協大学教授、経済アナリスト)
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早稲田大学「大隈塾」講義録 上
日本が戦争に負けて60年たちました。人の一生でいえば還暦といえます。
還暦というのは、人生の一区切り。新しい人生が始まる年齢です。つまり、戦後日本が
還暦を迎えたというのは、戦後が終わって、新しい日本が始まるということです。(田原総一朗)
2005年6月、早稲田大学大隈塾にて「チャレンジドを納税者にできる日本」と題して行われた
ナミねぇ講演の模様を収録。 ナミねぇの講義より抜粋
講義のはじめに これまでの日本の福祉観を変える 障害者問題、福祉の世界における革命児
こんにちは。今日から四回、今までの大隈塾とちょっと違った流れをあえて入れていこう
ということで、その第一回です。
今日のゲストは、みんなが「ナミねぇ」と呼んでいる、竹中ナミさん。障害者の問題で、広い意味の
福祉の世界で、いってみればジャンヌ・ダルク、革命児です。霞が関のどの省庁に行っても
「ナミねぇ」を知らない人はいないというぐらい有名な人。ある意味で日本中を引っかき回して
いる人物です。
福祉の問題というのは、福祉そのものに関心があって将来そういうことにかかわっていこうと
考えている人もいるだろうけれど、そうじゃない人は、たとえば障害のある人にかかわる話を、
人ごととして関いてしまう。そういう長い日本の悪習がある。
これはナミねぇがいつもいっていることですけれど、私たち自身にしても、今日交通事故に遭って
完全に体が動かなくなって、明日から障害者になる可能性があるし、身内がそうなる可能性もある。
そういう意味で極めて普遍的な問題です。そういう問題を、ものの考え方として、社会のあり方として、
どうとらえていったらいいんだろうかということを、ぜひ今日はナミねぇから受け止めてもらいたいと
思います。(担当教員の高野孟さんの前書きより)
目次・解説・著者紹介
田原総一朗 激論! 日本の外交と経済 早稲田大学「大隈塾」講義録上
◆オリエンテーション 「世の中に希望がない」というのは間違い
夢は自分でつくるもの 転換期を恐れるな これからの時代は「クリーン」「オネスト」「ビューティフル」
企画を考え、それを実現し、責任が取れるのがエリートだ 知恵として必要とされる人間を目指せ
第 一 部 日・米・中の関係
講義を理解するための予備知識 データで見る日・米・中
第1章 世界の常識、日本の非常識
◆ゲスト講師――岡本行夫 外交評論家・元首相補佐官
◆講義のはじめに 沖縄問題、イラク問題担当の首相補佐官を務めた
日本屈指の外交専門家
◆ゲスト講義
日本はどこが非常識か? 日本の安全保障の考え方は非常識だ
いうべきことをいうのが世界の常識だ 領土問題は相手国に対して
繰り返し主張していくべき 反日感情と安全保障は直結している
◆質疑応答
過去の歴史を知らなければアジア諸国との関係改善はできない 靖国参拝をどう見ているか?
一九九五年が反日問題を解決するチャンスだったとは? 諸外国に対していうべきことを
いってこなかったのは誰の責任か? アジアの歴史認識の共有は当面期待できないのか?
◆田原総一朗のズバリ!ひと言
第2章 日米中関係の課題と日本の戦略
◆ゲスト講師――星 浩 朝日新聞編集委員
◆講義のはじめに 政治家、永田町をよく知るバランス感覚に優れた現役新聞記者
◆ゲスト講義
変動する世界の中で日本は変化に対応できるか? 北朝鮮との関係回復は日本の将来にとって不可欠
長期的な視野でどういう国を目指すかを考える 湾岸戦争、イラク戦争が日本に突き付けたもの
米軍再編は中国の最大の関心事 共通戦略目標でアメリカが日本に期待するもの
政策決定者と世論とを結び付けるのがメディアの役割
◆質疑応答
世界第二位の経済大国にふさわしい態度を 世論をつくっているのはメディアではないのか?
中国の体制の移行期が、日中関係回復のチャンスではなかったか?◆田原総一朗のズバリ!ひと言
第3章 チャイナリスクと日米関係
◆ゲスト講師――前原誠司 民主党「次の内閣」ネクスト防衛庁長官・衆議院議員
◆講義のはじめに 民主党「次の内閣」の防衛庁長官、安全保障と外交のエキスパート
◆ゲスト講義
日米中の三角形をどう形成すべきか? スーダン注目の理由はエネルギーだ
米中の結び付きが強まるにつれ問題も浮上 日本にとってアメリカは今後も重要な存在
日中関係を改善せよ 日本は外交努力をおこたってはならない
◆質疑応答
主体的な外交がもっとも重要 中国は二一世紀、脅威となるのか?
日本の集団的自衛権の問題をどう考えるか? 日本はインドとどう付き合っていくべきか?
議員外交はどういう可能性を持つのか? 正しい歴史認識を持てるかが今後ますます重要
◆田原総一朗のズバリ!ひと言
第4章 ナショナリズムと愛国心
◆ゲスト講師――姜 尚中 東京大学社会情報研究所教授
◆講義のはじめに 著書『在日』が話題の、韓国と日本の問題に独自の視点を持つリベラルの代表者
◆ゲスト講義
愛国心をどう発揮するべきか? 戦後の日本はナショナリズムを否定して経済に邁進した
ナショナリズム、グローバリズム、リージョナリズムが絡み合う現代 ナショナリズムの
拡大は多民族になることを意味する韓国の反日感情の裏にひそむ国内問題
抗日的というだけでは韓国人にとっての英雄にはなり得ない
国家が国際社会で生き残るには、力と倫理の両方が必要だ
◆質疑応答
日韓の交流や協力は両国の国益につながる 日本は軍事力を持つべきか?
東アジア共同体が、反米感情に結び付いていくということはないか?
APECがあるのに東アジア共同体がどうして必要なのか? 日韓関係の
ビジョンや問題とは? 戦前の日本が描いた東アジア共同体的構想は誤りではなかったのか?
◆田原総一朗のズバリ!ひと言
第5章 これからのアメリカ外交と日本
◆ゲスト講師――村田晃嗣 同志社大学法学部教授
◆講義のはじめに わかりやすい本を次々と世に出す当代きってのアメリカ通
◆ゲスト講義
北東アジアに位置する日本がなすべきことは? 北東アジアは主権国家同士の
国際関係が始まって、まだ歴史が浅い
戦後の日本の外交は、軽武装、経済重視、日米関係が三本柱だった 冷戦が
終わってヨーロッパは平和になり、北東アジアは問題が噴出冷戦後のアメリカを
担った三つの政権の特徴 自由と民主主義を拡大するというアメリカの基本路線は続く
アメリカの力の優越と限界 外交は、自国の国力の限界というものをまず前提にする
軍事、経済、文化、情報という国力のバランスを図れ
◆質疑応答
ソフトパワーを行使できる国に 武力行使、交戦権を集団的自衛権も含めて認めるべきか?
日本が常任理事国に入ると日中関係にどういう影響が出るのか? アメリカは、
国際協調と自らの意志を同時に追求することができるのか?
◆田原総一朗のズバリ!ひと言
第6章 二一世紀の世界の潮流と日本
◆ゲスト講師――寺島実郎 (財)日本総合研究所理事長・(株)三井物産戦略研究所所長
◆講義のはじめに 新聞、雑誌、テレビでの旺盛な発言で有名な日本有数のシンクタンクの理事長
◆ゲスト講義
世界と日本に中国はどうかかわってくるのか? 貿易構造の変化が、今の時代を反映している
「大中華圏」の躍進 日米関係の谷間に必ず中国がかかわってきた
日本の二〇世紀の国際関係は「アングロサクソン同盟」だ アメリカの対アジア戦略を視野に入れて日本外交を考えよ
◆質疑応答
「親米入亜」が日本のテーマ アジアとのかかわりを強めていくことにともなう問題をどう克服すればいいのか?
さまざまな問題を抱える中国が、アメリカを追い抜くことができるのか? ◆田原総一朗のズバリ!ひと言
第 二 部 新しい日本経済をつくる
講義を理解するための予備知識 変わる日本
第7章 チャレンジドを納税者にできる日本
◆ゲスト講師――竹中ナミ プロップ・ステーション理事長
◆講義のはじめに これまでの日本の福祉観を変える、障害者問題、福祉の世界における革命児
◆ゲスト講義
誰もが社会参加できる社会をつくるとは? 能力があっても障害があるだけで働く場所がない
誰もが働ける日本を目指してプロップ・ステーションを発足 一五年前に障害者の権利が法律で整備されたアメリカ
染み付いた福祉観の怖さ いろいろな違いが人間にはあるが、まず可能性に着目する
人間のすごさは、限りない豊かな創造力を持っていること 一方だけが支える社会から、支え合う社会へ
◆質疑応答
自治を自分たちの手に取り戻そう 自分とは価値観の違う人に対してどういう対応をすればいいか?
知的障害者の支援をどうしたらいいか? 企業には、どのような制度づくり、仕組みづくりが必要なのか?
法律ができると、仕事をした分、介護費の負担が増えることになるのでは? マザー・テレサや
ガンジーの原点と通底する考え ◆田原総一朗のズバリ!ひと言
第8章 小さなトップ企業の戦略
◆ゲスト講師――松浦元男 株式会社 樹研工業代表取締役社長
◆講義のはじめに 自ら「世界一の中小企業」という日本経済を真に支える社長
◆ゲスト講義
企業が生きのびるポイントは? 製造や技術の世界は変化が激しい
生き残りをかけて、分析・研究・工夫を重ねる 規模の拡大競争に巻き込まれないための新技術開発
日本の製造業の強みは品質管理技術 自己資本比率を上げれば貸し渋りはない
社員の役割分担がうまく行けば企業運営は成功だ
◆質疑応答
人生の目的と結果を間違えるな トップになる人間に一番重要なのは何か?
なぜ先着順採用を導入しているのか? 新入社員に求めることは?
日本企業はアジア諸国との競争に勝てるようになるか? ◆田原総一朗のズバリ!ひと言
第9章 地方発循環型社会への挑戦
◆ゲスト講師――菅野芳秀 養鶏農家・山形県長井市レインボープラン推進協議会会長
◆講義のはじめに 生ごみで堆肥をつくる地域リサイクルを実現した、元全共闘の闘士
◆ゲスト講義
農を基礎とした循環型社会づくりとは? デパ地下からは見えない農業の危機
今は「開発と発展の時代」から「生命と循環の時代」への転換期 年間一五〇〇トンの
生ごみは一〇〇%堆肥にNPO虹の駅誕生で農家と市民の接点に 「循環」「ともに」
「土は命の源」という三つの理念循環型社会づくりは人と人との物語 土は命の循環の
舞台 生ごみを出すことで農に参加する社会
◆質疑応答
地方から広がって、いつか都会も変わる 循環型社会に採算性はあるのか?
東京でレインボープランは可能か? 太陽光を使わない農業は許されるか?
都市の人が生ごみを分別できるか? ◆田原総一朗のズバリ!ひと言
第10章 元気な地域をつくる地元学
◆ゲスト講師――吉本哲郎 水俣市生涯学習課長・地元学協会事務局長
◆講義のはじめに 水俣の環境への取り組みをリードしてきた「地元学」の生みの親
◆ゲスト講義
マイナスをプラスに変えて地域を再生するには? 地域を元気にするにはまず「つくる力をつくる」ことから
人が元気、地域が元気、経済が元気
新しいものを生み出すための「あるもの探し」 水俣病の犠牲を無駄にしない水俣の再生
水俣湾のサンゴがよみがえった まず自分の住んでいるところを知ろう
「地元学」が日本のみならず世界へ広がり始めた
◆質疑応答
地元を知れば日本は変わる 今までに、これはもうだめだと思ったことはあったか?
対立の中、どのような形で地域住民の協力を取り付けたのか? 水俣に対するイメージは変わってきたか?
市町村合併は地元を再生する手段の一つとして有効か? 日本はどうなるのか、吉本さんの戦略は?
◆田原総一朗のズバリ!ひと言
早稲田大学「大隈塾」講義録
『日本よ! 日本人よ!』(小学館)『田原総一朗の早大講義録(1、2)』(アスコム)
『田原総一朗の早大「大隈塾」講義録2005−『激論!日本』政治編』(ダイヤモンド社)
『田原総一朗の早大「大隈塾」講義録2005−『激論!日本』経済編』(ダイヤモンド社)
映画 『あらかじめ失われた恋人たちよ』(1971年)監督
早稲田大学21世紀日本構想研究所
国際レベルの日本再生プランを策定し、現実的な政策を国内外に提言する。国際経済、
国際安全保障、日本の政治経済の構造改革という課題に対し、政治家、経済人、ジャーナ
リストと意見交換し、実証的かつ科学的な総合研究を進め、人材育成にも貢献している。
日本と世界の明日を担う人材を育て、明確な政策プランを示して混迷する日本社会
を再生へと導く―。早稲田大学はこの使命を果たすため、2002年4月、学内外の知的
資源を結集して活動する「大隈塾」プロジェクトを発足。大隈塾は、早稲田大学出身ジャーナ
リストである田原総一朗氏の、今までに培った知識と経験、貴重な人的ネットワークを
人材育成に役立てたいという強い思いから、自ら塾頭となり、開講した。日本の将来を
担うリーダー養成講座「大隈塾」をライブ収録。
。テレビ朝日系列で87年より「朝まで生テレビ!」(毎月最終金曜日25時〜)、
89年より「サンデープロジェクト」(毎週日曜日10時〜)に出演。テレビジャーナリズムの
新しい地平を拓いたとして、98年ギャラクシー35周年記念賞(城戸又一賞)を受賞した。
2002年より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講。塾頭として未来のリーダーを育てる
べく、学生や社会人の指導にあたっている
第1部 日本経済再生のシナリオ(道路公団民営化の真実
財政再建と地方分権 「日本復活」の道筋 地域経営から国を変える)
第2部 二一世紀日本のリーダー像(「引き算の決断」が成功を生む
日本企業の将来と再生への道 新しい価値をつくり出す企業 日本の再生は
新たな「日本スタンダード」づくりから エリートを志せ)
著者:早稲田大学21世紀日本構想研究所
1. 田原総一朗誇りの持てる国誇りの持てる生き方−
早稲田大学「大隈塾」講義録2006−2007 1
田原 総一朗著 早稲田大学21世紀日本構想研究所著 2006年
2. 田原総一朗激論!日本の憲法と経済−早稲田大学「大隈塾」講義録下
3. 田原総一朗激論!日本の外交と経済−早稲田大学「大隈塾」講義録上
4. 田原総一朗の早大「大隈塾」講義録 「激論!日本」経済編 20
5. 田原総一朗の早大「大隈塾」講義録 「激論!日本」政治編 20
6、「大隈塾」講義録 「激論!日本」政治編 20
従来の常識は通用しない。自ら考え、自ら行動できる力を身につけよ!日本の将来を
担うリーダー養成講座「大隈塾」をライブ収録。
田原 総一朗(タハラ ソウイチロウ)
1934年、滋賀県彦根市生まれ。早稲田大学文学部卒。岩波映画製作所、テレビ東京を経て、
77年フリーに。テレビ東京時代の連続番組「ドキュメンタリー青春」で、取材対象者に肉薄する
独特のインタビュー手法で注目を浴びる。現在は政治・経済・メディア・IT等、時代の最先端の
問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。テレビ朝日
系列で87年より「朝まで生テレビ!」(毎月最終金曜日25時〜)、89年より「サンデープロ
ジェクト」(毎週日曜日10時〜)に出演。テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、
98年ギャラクシー35周年記念賞(城戸又一賞)を受賞した。2002年より母校・早稲田大学
で「大隈塾」を開講。塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生や社会人の指導にあたっている
代表著書 『原子力戦争』 『マイコン・ウォーズ』 『電通』 『警察官僚の時代』 『日本の官僚』
『メディア・ウォーズ』『田原総一朗の闘うテレビ論』『頭のない鯨〜政治劇の真実』など多数
近著
『日本の戦争』(小学館文庫)『日本の政治 〜田中角栄・角栄以後』(講談社)
『日本の戦後 私たちは間違っていたか』(上、講談社)
『日本の戦後 定年を迎えた戦後民主主義』(下、講談社)
『日本の生き方』(PHP研究所)『日本政治の表と裏がわかる本』(幻冬舎文庫)
『連合赤軍とオウム 〜わが心のアルカイダ』(集英社)『「小泉の日本」を読む』(朝日新聞社)
『面白い奴ほど仕事人間』(青春出版社)『日本のからくり21』(朝日新聞社)
『愛国心』(共著、講談社)『わたしたちの愛』(講談社)『田原総一朗自選集』(全5巻、アスコム)
第1部 「イラク後」の世界と日米関係(激動する世界情勢と日本の取るべき道
ブッシュ政権の行方と日米関係
小泉外交政策批判 緊迫する北東アジアの安全保障 東アジア戦略と活発化するFTA締結交渉
転機を迎えた日米同盟と日本の防衛) 第2部 憲法改正論議の新構図(憲法改正の焦点
―九条と日本の外交・安全保障
憲法改正私案―九条はこう改正すべき 護憲VS.改憲論争を超えて―新たな憲法の創造を
憲法改正論議の本質 護憲の可能性―現行憲法で世界貢献できる方策 憲法と戦後政
人類の議会 上−国際連合をめぐる大国の攻防 ポール・ケネディ著
古賀林 幸訳 2007年10月 日本経済新聞出版社 B6判 233頁
19世紀、英国の詩人テニスンは、過去数百年にわたって繰り返された戦争に心を痛め、
世界平和を実現するために国家の主権を超えた国際機関―「人類の議会」が必要だ
と訴えた。国連(国際連合)は、この崇高な理念に共鳴した人々によって創設された、
史上類を見ない機関である。だが、大国の利害に翻弄される苦難の歴史は、誕生直後
から始まっていた…。世界的ベストセラー『大国の興亡』で知られる歴史学者ケネディは、
国際連盟の誕生前夜から筆を起こし、幾多の戦争や国際情勢の変化が、国連にいかなる
影響を及ぼしたかを描く。また、安全保障理事会など国連諸機関の実態も詳細に紹介。
北朝鮮問題や安保理常任理事国入りなど、日本外交の重要課題にも貴重な洞察を与える話題作。
第1部 起源(新世界秩序に向けての困難な歩み―一八一五年‐一九四五年)
第2部 一九四五年以降の国連諸機関の発展(安全保障理事会の難問
平和維持と平和執行 経済的課題―北と南
人類の議会 下−国際連合をめぐる大国の攻防
イラク攻撃をめぐる安保理・常任理事国の分裂は、5大国が拒否権を行使すれば機能停止
に陥るという、国連発足以来の欠陥を全世界に露呈した。また、地球温暖化対策や途上
国の貧困解消といった分野でも、有効な打開策を打ち出せずにいる。官僚機構は肥大化し、
唯一の超大国となったアメリカは、しばしば国連の決定を無視する。だが、それでも、国連は
人類がもつ唯一の世界機関だ。人類が21世紀を乗り切るために、国連はどう変わるべきか?
新時代のグローバル・ガバナンス(国際社会の統治)には、どんな仕組みが必要なのか?
現代最高の歴史学者ケネディが、豊富な知識と深い洞察力で、国連と人類社会の未来に
新たな視座を提供する知識人必読の書。巻末に国連憲章の全文を掲載。
第2部 一九四五年以降の国連諸機関の発展(承前)(国連の活動のソフトな一面
国際的な人権の推進 「われら人民」―民主主義、政府、非政府機関その他の団体)
第3部 現在と未来(二一世紀の約束と危険) 国際紛争−理論と歴史
ジョセフ S.ナイ・ジュニア著 田中 明彦訳 村田 晃嗣訳 2007年4月 有斐閣
20世紀前半に2度にわたる壊滅的な世界大戦を経験した人類は、20世紀後半にも、
冷戦や数多くの地域・エスニック紛争、そして核兵器の脅威に見舞われた。どうして
このような紛争が起こるのだろうか。また、今後もこのような紛争が起こるのだろうか。
経済や環境の面で相互依存が進展し、脱国家的および国際的な組織が増加し、
民主的価値が広まることで、新たな世界秩序が達成されるのだろうか。グローバリ
ゼーションや情報革命は、21世紀の国際政治にどのような影響を与えるのだろうか。
ハーヴァード大学での講義のために執筆された「国際政治」への定評ある入門書が、
国際関係を学ぶ学生がこうした問いへの自らの回答を作り上げうるように、理論と歴史
の相互検証を通して分析の道具を提供する。冷戦を論じるにあたっての新たな素材、
イラク戦争を含む中東紛争、国連を含む国際機関、グローバリゼーションと情報革命の
衝撃、テロリズムや核技術拡散の脅威、エネルギーをめぐる争いなど、新たな資料を
もとに改訂を行い、年表を追加・更新した。
第1章世界政治における紛争には一貫した論理があるか? 第2章20世紀における大紛争の起源
第3章 バランス・オブ・パワーと第一次世界大戦 第4章 集団安全保障の挫折と第二次世界大戦
第5章 冷戦 第6章 介入、制度、地域・エスニック紛争
第7章 グローバリゼーションと相互依存 第8章 情報革命、脱国家的主体とパワーの分散
第9章 新
田原総一朗誇りの持てる働き方誇りの持てる生き方−
早稲田大学「大隈塾」講義録2006−2007 2
田原 総一朗著 早稲田大学大隈塾講座21世紀日本の構想著 2007年4月 ダイヤモンド社
なぜ働くのかわからない、本当にやりたい仕事が見つからない、仕事がつまらない、
もっと仕事を極めたい…。これから就職する人、仕事に悩む人に贈るプロフェッショナル
10人からの体験的メッセージ。
第1部 田原総一朗流再チャレンジ人生(「大隈塾」塾頭の特別講義)第2部 仕事を
極めるプロの条件(能力・体力・チャレンジ精神自立せよ、起業せよ 新しい価値観を
生み出す 卑しきは去れ)第3部 新・リーダーの条件(地域から日本を変える
失敗から学ぶリーダー論 公正な社会のために リーダーと情報発信力
頑張る人が幸せになる国をつくる) 日本、変革−ニッポンが見えてくる世界
一エキサイティングな授業 早稲田大学「大隈塾」講義録 1 2007−2008
田原 総一朗著 2007年11月 ダイヤモンド社 A5判 265頁
外交問題から、農業、福祉、教育まで、日本を変革するゲストスピーカーが登場。
田原式「激論スタイル」で毎回鋭い質問が飛び交う、ニッポンが見えてくる世界一
エキサイティングな授業を単行本化。
第1部 日本外交の実力(ジャーナリストから見た国際情勢
日本は自主防衛をするべきか 日米安保と日本国憲法の矛盾 北朝鮮問題は
政策転換のとき 軍事力では国は守れない)
第2部 農業・福祉・教育の限界から(農業も情報公開で発展する
弱者を弱者でなくしていく福祉 学校を核とした地域社会の再興 つくり手と食べ手が
支え合う関係 熱い思いがよい商品を世に出す)
画像挿絵