12.14、第35回未来構想フォーラム

「アジア・世界へ向けて日本の平和構想を語る」

 さて、元気な日本の再建に取り組んでいる本会は、今回3年間の総括としてアジア・
世界へ向けての日本の未来構想を検討します。

最初の発題者、李鋼哲氏は、東アジア3国の経験をバッググラウンドにNIRA(総合開発研究機構)で
北東アジアのグランドデザインを描くプロジェクトの中心的研究者です。後半の発題は、長年
高等教育の現場にありながら、青少年育成、平和国家日本の再建に献身されている西原春夫先生です。

今、日本に必要なのは、若者を奮い立たせる夢とロマンのある未来構想です。テロ・核の脅威、
貧困、エイズ等に喘ぐ、深刻な世界の現状を踏まえ、如何に希望溢れる未来を創造することができる
か?日頃、日本の将来に関心をお寄せの皆様、諸団体の皆様とともにご意見を交換したいと存じます。
多数の皆様の積極的参加をご期待申し上げております。            
    
    平成16年11月吉日  未来構想戦略フォーラム  代表世話人  江島 優

               
              記

日時:平成16年12月14日(火)、午後6時〜8時30分

第一部「アジア・世界へ向けて日本の平和構想を語る」

発題1:「東アジア共同体に向けての意識変革―‘五族協和’、
    
‘「中華思想’から新しい“アジア人”意識の確立―」
                    李鋼哲氏 総合研究開発機構研究員、中国黒竜江大学教授

発題2:「日本の新たな平和国家戦略を提言する」
                  
西原春夫氏 早稲田大学元総長


               

場所:港区商工会館研修室
(東京産業貿易会館6F)
   港区海岸1-7-8、JR浜松町駅北口、Tel:03-3433−0862

主催:未来構想戦略フォーラム /協賛:非営利法人、人づくりNPO、ほか
会費:3千円、*会員・NGO/NPO専従者2千円・学生1千円、定員:50名、忘年会は別途2千円



李鋼哲氏:中国朝鮮族生まれ、中央民族大学(哲学)、共産党大学院(政党理論)を学ぶ。中国工運大学講師、
     1991年来日、横浜国大、立教大、大学院にて経済学(修士)、経営学(博士課程修了)。1996年より、
  環日本海総合研究機構(現理事)、東アジア総研(現理事)、東京財団などで研究活動。2,003年より現職。
専門:北東アジア経済協力の研究、北朝鮮経済の研究、国際開発金融の研究。北東アジア各国で研究活動。
   朝日新聞コラムニスト

西原春夫氏:東京生まれ、早大法学部・大学院法学研究科卒、刑法専攻、同大学で教授、法学部長、
   ’82ー’90年、同大学総長、’84-‘92年私立大学連盟副会長、会長、’98年より学校法人国士舘理事長、
   ’93より(社)青少年育成国民会議会長、‘95-‘98、早大ヨーロッパセンター館長、
 著書:「21世紀のアジアと日本」成文堂、「人を生かし国を活かす―いま国士舘の目ざすもの」 成文堂新書
    「早稲田の杜よ,永遠に―わが師・わが友・わが人生」小学館、刑法、独逸・中国刑法関係の著書多数。


第二部 忘年会 同日午後8時50時より10時 場所:同館地下1階、レストラン“ピカール”