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第二部、ITビジネスモデル金森:自分でもうけていないのに、技術者に何ができるか。正月にホームページを立ち上げて,もうWebポジッションが一番になっている。日本のITモデルは発想が貧困。ギフトの広告を出せば応募してくる人は,関心がある人なので、それで絞り込みは完全にできる。見てもらうためにどうするか、客を集めるためにどうするか、発想自体の問題がある。二宮:ソフトができて、ホームページが簡単に出せるようになった。インターネットでまず、会社案内を出す。ものを売る。ヤフー無料検索、今はその次ぐらいにきている。懸賞は紙でやっていたのをインターネットでやっている。インターネットでの新商売は、ナンバーワンが80パーセント以上を取ってしまう。 金森:第1ページが重要。ロボットに美的感覚なし。いかにアピールするか。私は1ヶ月でヒット率トップになったが日本人はその点に関する研究をしていない。 新谷:インターネットの出始めの頃は、電子自動販売機をやっていた。カタログショッピングの方が遙かに楽しい。安い。B to Cはここ数年で決着が付く。後はニッチの争い。 金森:ウェッブポジッションに企業が配慮していない。初めのページをいかに機会にアピールするか。 新谷:ITのこれからのビジネスモデルにこれから何が大事か。心理戦、何が可能か。 金森:心理学を応用する。Foot in the door. 扉を開ける。売り込み、断られても入る技術。「助成金を上げますよ」と始めると、反応がいい。そこから話が出てくる。 加藤:ITはツール。5年前あらゆる企業がHPをやった。要は印刷がないだけで制作の仕事。デザイナー、ライターの仕事。ひととおりホームページを作ったらそれで終わった。制作ソフトもできた。普通の制作。ツールだということを認識する必要。 新谷:ITは道具。金槌、釘。どううまく使うか。心理戦、道具がある、これを使う @「-----------だったらオールドメディアを使ったらよく目立つ。 金森:アメリカ、基礎理論ができている。それが応用の域に達している。 加藤:日本の「HP」はサイト全体をいっている。本来の「HP」はゲートページである。本来は目次。日本のHPは立派すぎる。動画が出ると見られない。豪華なものは駄目。 新谷:動画使って自己満足している。日産スカイラインの排気音を聞かせようとして、ダウンローができない。第1ページはインデックスであるべき。スクロールも駄目。1ページでみられることが重要。ADSLが900万人が待っている。一歩進化しそうになっている。それを前提に議論する。 小野瀬:サイエンスではこうありたいという理想がいずれできる。市場と商品の関係は変わらない。そこにITを入れたら何ができるのか。市場のセグメンテイション。ニ―ズを吸い上げてITを入れて進んだモデルをつくる。誰に対して何を提供したらどう売れるといったシミュレーション。シニアの市場が広がっている割にサービスが少ないので、その分野に対応したシステムを組みたい。エイジングで市場を切り分ける。シニア、高齢者では1歳単位で区切っても、ニーズはバラバラ。ここにITは使える。シニアマーケットとIT。 新谷:B to B、B to Cの他の軸が必要。ものの売り買いのツールという面と企業の改革のツールという面がある。 二宮:中小企業ではインターネットでは何もできないといわれる。 新谷:B to B、B to C、B to G(ガバメント)の三つがある。B to Bで中小企業にはITが同役に立つのかについて。 竹林:中小企業診断士協会、ITコーディネーター競争優位の戦略と顧客志向の戦略。エモーショナル、DM作戦。そのまずさ良さ。 加藤:B to Bの先にB to Cがある。メーカーの勝手が先に立って、みんな失敗している。ユーザーのことを考えないといけない。ブロードバンド、絵が見えるよ、そのため高級パソコンが売れるよといっているが、映画は映画館で見る。今でさえ使いにくいパソコン。Iモードの電話がよっぽど便利。株式投資はよく使っている。ものすごく便利。 新谷:ブロードバンドの価値、常時接続。月4000円で情報とれる。それで何に使えるか。それを話題にしている。 小野瀬:改革、ERP、サプライズドマネージメント。日本的な商習慣を変えないと。 加藤:アメリカではカタログ販売が進んでいるので、便利だという面があるが、日本ではカタログ販売は成功しない。広い国ではない、行って実際見た方がいい。 新谷:12か7兆円ぐらい紙媒体のカタログ販売はある。これを全部インターネットに持ってこようと考えたが。 加藤:インターネットコストが安くなる、ボーダーがなくなるという利点があるが、信用の問題がある。 新谷:リスクはつきまとうそれをいかに消していくか。役に立つのか立たないのか。 ERP10億20億かかる。 加藤:証券取引は完全に入っている。安くなった、ユーザーにとっても便利。新しい企業が野村を超えた、そういうことが簡単に起こる。 川上:海PM印刷物、通信、メディア、インターネット、コミュニケーションが拡大している。戦争の抑止効果までくる。すばらしさに感動。自分たちの生活、問題は何か、企業の問題は何か、それにインターネットなどの答えを出す。企業同士が連携して何かをやるとかの発想、そのためのいいツールになる。 新谷:購買と調達は期待されたが、幻想。顔が見えている人とやる方に傾く。 加藤:アメリカと日本は違う。アメリカ、ブローカーなしではやれない。展示会で実際の売買が行われる。日本はお祭り。アメリカはインターネットで売買ができやすい土壌がある。日本は顔を会わせないと気が済まない。 新谷:ネットバンクは顔が見えないというので駄目になった。それは何番目かの理由なんだけど。 加藤:それは別の問題があるのでは。私は銀行に支店全部止めなさいといっている。 ATMがあれば支店いらない。 二宮:中小企業は思い切って入れようという気にならない。 小林:親企業がやるか、入札問題の必要から入れざるを得ないというケース。 加藤:携帯を使い慣れたらパソコンを使う気ならない。パソコンはなくなるのでは。 新谷:携帯、強力なツール。コマツ福島のケース。携帯で在庫チェック、予約、位置情報までできる。県1のレンタル会社ができた。携帯を軸にしたビジネスモデルも必要では。 加藤:電子辞書も使わないかみさんが携帯を持ちたいというからすごい。 新谷:携帯かパソコンか。複数のツールを使い分けるということ。 加藤:ワープロはよかった。 大脇:ITは教育、地域振興、高齢化社会のコミュニケーション、電子政府、研究開発、リナックスのように知識構築の手段など。何に役立つか。遠隔治療に役立つ。 加藤:日本では情報の価値が低い。情報がなければ、指動力も発揮できない。 大脇:マンハッタンにいて印象的だったのは、生産工場はない、情報が資本を食べて太っているところ。情報が価値である。 加藤:アメリカではアナリストの名簿。高く売れる。日本では安い。 大脇:糸川先生はその点、敏感だった。 川上:ユビキタス。アプリ製作している会社、ASPに移る。携帯のASP。ASP型のイーラ―ニングになるか。データセンタ、その次セキュリティが問題になる。アイモードは少額課金ができる。ASPでもできる見通し、そこからビジネスモデルが出てくる。 大脇:放送大学は成功しているのか。 小石川:放送大学、取ったことある。講師が講演旅行すれば実際の講義に参加できる。それはどこからでも発信できる。 大脇:子供たちがファミコンゲームに夢中になっている、問題。そのエネルギーを方向転換できないか。 小野瀬:100メガの光ファイバーで共同利用実験をした。マルチメディアコンテンツを協力して制作した。当時ソフトがなくて苦労した。イーラーニング、教えているし、学んでいる。クールで暗い感じがする。ビデオがまだいい。教育は情熱が伝わるというファクターがある。 以上
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